融資詐欺とカモネギ

はじめに

どうもウルスです。ニンゲンです。カモネギではありません。

今日は融資詐欺について。音声はこちら！

融資詐欺とは

別名貨します詐欺。基本構造は詐欺師はお金を貸さないのに相手からお金を奪う。これですね。具体的には手口は二つあるようです。

先払いの手口「一時金をお預かりしますね」

こちらが一般的。お金がない。今日中に用意しなければ。そんな緊急度の高い状況に漬け込んでくる詐欺師。どなたにも貸しますよ。そんな甘い言葉で誘って、近づいてきた人に対しては「審査があるので一時金、保証金として一旦お金を預かりますね。滞りなく返済されればお返ししますのでご安心ください。」としてお金を受け取る。皆様ご注意を。このお金は基本的には帰ってこない場合が多いです。

そもそも貸金業登録されていなかったり、登録が嘘だったりとあらゆる手法を使ってきますからね。しかもDMでこそっときたりする。大手消費者金融がDMで連絡をしてくることなんてないので、DMで来るものはほとんどが詐欺だと思っておいた方がいいですね。まさか複数きたDMを見比べて、こっちにしようかな、あっちにしようかな、なんて悩んでないですよね。

お金がない。この状況が私たちに及ぼすものは思考の劣化です。通常は問題なく考えられていたことが緊急時には冷静な判断ができなくなる。ちょっと怪しいなと感じつつも直近のお金が必要なのでお金を渡してしまう。そして誰にも相談できない。なのでこの手の詐欺は表面上の件数が正確に把握されていないものも多そうです。

紹介詐欺の手口「特別なルートですよ」

もう一つがこちら。すみませんね。うちからは貸せないのですが、特別にお客様のことをご紹介しておきますね。もしそちらで審査が通ったっら教えてくださいね。このルートは特別なので、私とあなたとの秘密ですよ。あちらさんは大手なので知られたらまずいんです。特別な対応というのは。

こうして通常の消費者金融でお金を借りてもらい、ほらねうまくいったでしょ。私のおかげですよ。紹介料として30%もらいますね。えぇだって私がいなかったら借りれませんでしたよ。このお話が明るみに出たらあなたも困りますよね。といって秘密裏にお金を奪う。口外できない状況にさせる。こういった手法があることも知らないと対策できませんからね。

カモネギとは

鴨鍋が食べたいなぁ。おや、鴨がネギを背負ってやってきたぞ。

鴨鍋とは、「 好都合であること。 獲物がまんまとやって来ること。」なるほど。そういうことですね。鴨鍋を食べたい時に鍋に入れるネギと一緒に鴨がやってくる。もう鍋は煮えている。あとは食べるだけ。そんな思考のようです。でも我々は人間ですよ。詐欺師にカモネギなんて言わせてはいけませんね。

ちなみに「カモがきたぞ」その意味はこちらのようです。

ふむふむ。動物的な習性を狙われてるということですね。帰ってきた時に漁師の気配を察知して逃げるなどができていたら違う由来になっていたかもですね。簡単に負けてしまう。可愛い我が子にはたまにやりますが、やはり詐欺師との勝負においては簡単に負けるのは嫌ですね。そして、何らかの情報収集により自分が「カモ候補」としてリストに入れられていることもあるでしょうから気をつけたいですね。

[物語]明日までに100万円

またこうしてタスクが増えていくのであった。