はじめに
どうもウルスです。子供と未来の建物を作る事にしました。そうです親子プロジェクト。これは面白い実験。
未来建物アドム
メタバースが盛り上がってきた2022年。スイッチのマイクラが流行っているようで、愛する我が子から依頼が。
「なんかカッコいい建物作って」
え、自由なオーダー。てか、作ってってなんやねん。スイッチであなたが作るんじゃないんですかい。と。これが私の最初の印象でした。ということで、ツッコミを入れると少し訂正がされました。
「なんかかっこいい建物の設計図作って。」
なるほどね。それだったら全力でやりましょう。この仕事請負ました。こんなかっこいい事は言っていませんが。彼女の依頼を自分なりに精一杯やってみることにしました。一応ですが、私、昔、CADを使っていたことがあります。かじった程度ですけどね。CADと言うのは簡単に言うと建築用設計図を作るためのソフトです。
そんなこんなで、子供に提案した概要図がこちら。
プログラミングの魔法
とりあえず私はびっくりしました。以前概要図を伝えました。その後に、一日中森を破壊して平らにしていた子供。手が腱鞘炎になりそうなスピードで1日中頑張っていました。私は1日中頑張った彼女にこう言いました。
それってさぁ。プログラミングで一瞬じゃない。
そこでGoogle先生に質問をしました。マイクラ。土地。平らにする。スイッチ。Google先生は即座に答えてくれました。そう。魔法の言葉を。
土地を一瞬で平らにするブロックを使いましょう。
え、あるの！？私はIT企業に勤めています。なのでプログラミングの知識はある程度あります。でも今日は彼女に学んで欲しかった。1日中の作業。これが。魔法の言葉によって一瞬で終わること。意地悪なパパでごめんね。
こうして、5分ほどで調べたプログラミングを使い彼女は一瞬で土地を平らにしました。えーパパ先に教えといてよ。そう思うよね。ごめんよ。でも。プログラミングの凄さ体験できたよね。
人が何かを一発で覚えるときに必要なこと。それは、衝撃的な体験です。彼女は今日それを体験しました。そしてその方法を私は彼女のキッズ携帯にメールしました。つまり彼女はこれからもう土地を平らにするのに時間を使う事はありません。これがプログラミング。これが現代の魔法。そしてこれがレバレッジ。
え、もうそこまで！？
そんな出来事があってから数日後。彼女はコツコツと作り続けていました。しかもその間にした私との会話。ほとんどなし。なんかパパ寂しいなぁ。そんなことを思いました。子供っていうのは本当に素晴らしい能力を持っています。
上にある建物は先程の概要図と彼女との数回の会話。これだけで彼女自身で作り上げたものです。え。早くない？最初の私の感想はこれでした。もちろん相談は少しありました。例えば。床の素材をどうしようか。吹き抜けの構造をどうしようか。1階のプールには何を泳がせようか。いくつか話しましたよ。でもねー。早すぎじゃないですか。
この建物ガラス張りなのでわかりにくいです。でも。中の3フロア大体できちゃってるんですよ。どういうこと。もう工事半分ぐらい終わってんじゃん。子供っていうのはすごいですね。自分で考えて自分で試行錯誤して自分で実行する。
大人ではなかなかできない行動を躊躇なくできる。これが子供の強みなのかなと言うことを目の当たりにしました。これがアルファ世代の能力か。ヤバい。そう私のスカウターが反応しました。工程表を作ろうと考えていましたが、必要なさそうです。引き続き安全第一で工事を進めてもらいましょう。